
Twinkle crystal
counseling lab
History
今現在、セラピストとして活動している私もかつては、
何気ない大人の言葉や行動に傷付き、
愛情が欲しい一身で、
親が喜ぶこと、
役に立つこと、
相手の期待に沿うこと、
気がつかないうちに自分自身がいなくなってしまい
他人軸で自己犠牲とすら思わず生きていました。
我慢すること、耐えることも当たり前で、苦しくても辛くても
「いつかは」と先ばかり見て、
今ここを生きていませんでした。
そして「私はこんなに頑張っているのだからあなたも頑張って当たり前でしょう?」と。
自分自身の価値観を相手に押し付けるそんな身勝手な生き方をしていました。
ずっと騙してきた心。
「苦しいよぉ 辛いよぉ、大きな声を出して泣きたいよぉ」心の叫びを無視し続け
積もり積もってやがてそれは病魔となって私の体に現れました。
丈夫だけが取り柄のように過ごしてきた私にとって
自分は病気になんか、ならないくらいに思っていましたから
簡単に治るだろうと思っていました。
ですが長年抱えてきた我慢や怒りは簡単には私を解放してくれませんでした。
やっと諦め、自分自身に降参し体の一部を手放し、
弱い自分を受け入れざる得ない状況になって
初めて私は声をあげて大泣きしたのです。
まるで受け入れてもらえなかった子供のように。
悲しみと、情けなさと、もどかしかさこんな思いが頭の中ををめぐり、
そんな弱い自分を認めた時、大粒の涙がとめどなく溢れ、
どれくらいの時間がたったのかわからないくらいに。
その後セラピーを受け始め少しずつ本当の自分を見つめ直しました。
なかなか受け入れられない現実も自分が作り出していたものだと気付いた頃には
自分が身を置いていた場所にはいられなくなっており、
カウンセラーの道へ進もうと大きな変化がありました。
専門的な心の構造を学び、ヒプノセラピーを学び、
まだまだ知らないこともたくさんありますので日々勉強の毎日です。
私の人生の紆余曲折は全て経験となりこの人生においての学びだと思っています。
辛かったり、苦しんだりした経験があるからこそ
幸せや喜びを感じられるのだと思います。
誰もがこの世に生を受け、幸せになるため生きています。
でもインナーチャイルド(*)の傷によって選んでしまっている道だったり、
なんだかうまくいかないと感じていたり、
もっと自分を活かしたいのに活かせない等潜在的なジレンマに
カウンセリングやセラピーを通して
生きやすく輝く自分を取り戻すお手伝いをしています。
*インナーチャイルドとは昨日までの自分を指しています。
決して幼少期だけではありません。